「月亮湾」でドラマ『聖地可可西里』の撮影チームと遭遇（1/4）

   「月亮湾」は「中国夢・黄河情――黄河流域生態保護と質の高い発展」取材団の四川省最後の取材地である。四川省は霊気を持つ場所で、雨に足止めされたが、ここにしばし留まったことで記者は生態文明の交流に出くわすことができた。

    馬に乗った人たちが駆け抜けるここはドラマ『聖地可可西里』のロケ地で、カメラに映る草原の人々は熱情に溢れている。モニター横では李舒監督が様々な作業を指示し、休憩中にドラマ『聖地可可西里』のストーリーを紹介した。

    ドラマ『聖地可可西里』は生態保護をテーマとした初のドラマで、映画によく使用される二部構成となっており、１つは前世紀初にチベット族青年の多吉さんをリーダーとする原住民が違法狩猟者と戦い、チベットカモシカと可可西里を保護したストーリー。もう１つは現代に着目し、中国のチベットカモシカ保護は大きな効果を上げたが、一部の違法狩猟者は利益に目をつけて違法狩猟をし、現地の森林警察が可可西里を保護するストーリー。２つの時代に同じテーマを掲げ、生態保護に時代と空間の制限はなく、中国の自然保護意識を宣伝している。

    ドラマ『聖地可可西里』の執行プロデューサーの単沢氏は「月亮湾」をロケ地に選んだ理由について、「ドラマは细部に注意し、ストーリーの再現に全力を注ぐ必要がある。このロケ地は多くの候補の中から決めた場所で、ここの高原文化、チベット族文化の保存状態は完全である」と述べた。「月亮湾」は川西北大草原の観光の真珠で、人気の観光スポットである。2014年、に「月亮湾」は雑誌『中国国家地理』の「最も美しい撮影スポット100選」に選ばれた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年9月24日